全ての定説は仮説である

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【人生を楽に生きる】何が良いか、悪いかは分からない

生活していて、”あ〜もう最悪だ”とか、”うわ!最高!”など、色々な出来事があると思います。
それらに振り回されていると疲れてしまいますよね
特に最悪な状況だ、と思ってしまうと途端にきつくなるものです。
さて、これら状況に振り回されないように一つ、面白い話しを紹介しましょう

今から話す話は僕も一度しか聞いたことがないので、細かい部分は間違っているかもしれません
しかし、この話の言わんとすることは伝わると思います。

何が良いか、悪いかは分からない

ある村に青年が住んでいました。
青年が森に行くと、立派な馬を見つけ村に連れ帰りました。
村人「そんな立派な馬を見つけるなんて、運が良かったな!」
青年「いや、良いか悪いかは分からない」

その後、連れ帰った馬が領主に気に入られ、高額で買いたいと言われました。
しかし青年は、馬は大切な家族だから売らない、とそれを拒否しました。
村人「なんてもったいない、悪いことをしたんだ!」
青年「いや、良いか悪いかは分からない」

しかしその後、馬が脱走し姿が見えなくなりました
村人「あぁ、運が悪かったな、売っておけばよかったんだ」
青年「いや、良いか悪いかは分からない」

数日後、なんと脱走した馬は子馬を引き連れ家族で帰ってきました
村人「なんて幸運だ!良かったな!」
青年「いや、良いか悪いかは分からない」

青年が馬にのり森を駆けていると、不慮の事故から落馬し足を骨折してしまいました
村人「あぁ、馬のせいで、悪いことが起きたな」
青年「いや、良いか悪いかは分からない」

その後村人が住む国で戦争が勃発しました
村の若者はみな戦争に駆り出され、命を落としました
しかし、青年は足を骨折していたため戦争には駆り出されませんでした
村人「馬のおかげで骨折していて良かったな」
青年「いや、良いか悪いかは分からない」

 

とまぁこういう話ですね、
何が起こっても、その後どうなるかは分からない
今最悪なことになった、と思っても実はそれが功を奏するかもしれない
何事も「良いか悪いかは分からない」

これを知っているだけで、人生だいぶ楽になります